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KAGOSHIMA Creation of Abundant Sea Association

種苗供給事業

マダイ馴致放流試験    
 【目的】
 海面馴致により,放流直後の初期減耗を抑え,放流効果を高める
 【日時,場所】
 令和3年8月17日~19日 鹿児島県水産技術開発センター浮桟橋
 【項目】
 ・直接放流群と馴致放流群の屈曲運動(遊泳速度)の比較結果
 ・水中ドローンを用いて撮影した放流直後の様子
 
 
【試験結果】
 直接放流群は、放流直後の遊泳速度が遅く、放流後に表~中層に滞留するような個体が多く確認された。一方、馴致放流群は、放流直後の遊泳速度が速く、ほとんどの個体が海中に滞留せず、素早く海底へ潜行する様子が確認された。
 2日間の海面馴致を行うことで、放流直後の食害による初期減耗を抑える可能性が示唆され、放流効果の向上に向けて馴致放流を行うメリットは大きいと考えられる。 
    (参考資料)
 鹿児島県水産技術開発センター
 【直接放流群と馴致放流群の放流直後の様子】
直接放流群 馴致放流群

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